貼り絵「なつがいく」について
2019年3月27日に以前のブログに投稿したものを移転させた記事です。
先日の企画展は殆どがiPadでのデジタル制作でしたが、一番大きなサイズはデジタルではなく貼り絵でした。
絵について書くことにしました。
タイトルは「なつがいく」
夏の花畑に猫がいるように見えるかも。
中央の猫は以前飼っていた「ナツ」という名の猫です。
複数の意味をかけました。
夏の花畑を「ナツ」が行く
夏の花畑を花に祝福されて進んでいく
祝福は生涯続く
いのちが終わっても続く
動物だけではない、全てのいのちは祝福されている
祝福されますように
そんなことを祈りながら作成したものです。
作成したときの意味は書かないつもりでしたが、
そこはあまりこだわらずに書くのもいいかなと思いなおしました。
本当に全てのいのちが祝福されているのかな?
と感じる出来事が世界中に溢れている日々。
目をおおいたくなるような出来事は人によって行われていて、人間は天使にも悪魔にもなれるのかと思います。
日々の小さな営みの中に、まわりと比べることなく認め感謝する、そんな小さな積み重ねが、ちょっとずつ幸せを広げる種になっていく。
私の思う祝福は、相手を自分を讃え尊重することで、いのちの尊厳にも通ずる、そんな風に感じます。
失敗することもあるけれど、それを忘れたくないです。
作品を観る人にもその周りの人々にも動物にも何もかも、祝福が降り注ぎますようにと願いながら制作しました。
明るい色彩に、何となく気分よく気持ちよくなって貰えたら嬉しいです。
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